• 調査レポート
  • 2026年10月

士業の質問に、
AIは何を出典に答えるか

相談先を探す人が実際に調べそうな100問を、ChatGPT・Gemini・Claude・Perplexity の4つに聞き、回答の出典になったサイトの種類を数えました。

集計データ: CSVをダウンロード / チェックリスト(PDF)を受け取る / 士業事務所向けの対策: 士業事務所のSEO・AI検索対策

要点100問×4つのAI・2026-10-02
63.1%士業事務所を探す質問で、出典が比較・紹介サイトだった割合(士業事務所の公式サイトは27.8%)
89.4%費用・手続き・制度などを調べる質問で、回答が士業事務所の公式サイトを1つ以上出典にしていた割合

この調査で分かったこと

  • 士業事務所を探す質問(「大阪 税理士 おすすめ」など)では、AIの出典の件数の63.1%が比較・紹介サイト、27.8%が士業事務所の公式サイトでした(回答ごとに見ると、比較・紹介サイトを出典にした回答が78.2%、士業事務所の公式サイトを出典にした回答が52.6%)。
  • 費用・選び方・手続き・制度を調べる質問では、出典の件数の44.2%が士業事務所の公式サイトで、回答の89.4%が士業事務所の公式サイトを1つ以上出典にしていました。
  • 1回答あたりの出典の数はAIによって違い、多いもので9.3件、少ないもので3.1件でした。

AIの回答の出典は、どんなサイトか(全体)

出典として示されたサイトを種類ごとに数えました(1つの回答で同じサイトは1回)。出典の合計は2,194件です。

士業事務所の公式サイト40.9%
比較・紹介サイト23.7%
メーカー・企業14.2%
公的機関・士業団体9.8%
ニュース・メディア・まとめ記事5.7%
動画・SNS2.5%
その他2.3%
口コミ・地図0.5%
百科事典0.3%

別の数え方(回答ごとに、その種類を1つでも出典にしたか)では、士業事務所の公式サイトを出典にした回答が79.6%、比較・紹介サイトを出典にした回答が60.9%でした(出典のある294回答)。

質問の種類ごとの違い

質問の種類質問数士業事務所の公式サイト
出典の割合
比較・紹介サイト
出典の割合
公的機関・士業団体
出典の割合
士業事務所のサイトを出典にした
回答の割合
比較・紹介サイトを出典にした
回答の割合
地域で探す20問27.8%63.1%0.2%52.6%78.2%
費用20問58.5%17.8%2.1%98.6%62.0%
選び方20問50.2%21.5%5.8%90.9%77.3%
手続き・悩み20問35.8%6.9%25.0%87.8%40.8%
制度・ルール20問28.5%8.4%18.2%76.9%38.5%

士業事務所を探す質問の出典に多かった比較・紹介サイトは、biz.ne.jp、all-senmonka.jp、meetsmore.com、i-sozoku.com、zeiri4.com、imitsu.jp などです。

AIごとの違い

AI出典つきで答えた質問1回答あたりの出典数士業事務所の公式サイト比較・紹介サイト
ChatGPT
gpt-4.1-mini+Web検索
36/1003.175.5%10.0%
Gemini
Gemini Flash+Google検索
58/1006.840.7%23.7%
Perplexity
Agent API(fast)
100/1007.530.1%26.1%
Claude
Claude Sonnet+Web検索
100/1009.345.6%23.4%

APIで質問したため、Webを検索するかどうかはAIが質問ごとに決めます。出典を付けずに答えた回答は数えていません。アプリやブラウザで使うAIとは、結果が異なる場合があります。

士業事務所にとっての意味

「探される」場面では、比較・紹介サイトがAIの出典になりやすい結果でした。地域名で士業事務所を探す質問では、出典の件数では比較・紹介サイト63.1%・士業事務所の公式サイト27.8%、回答ごとでは比較・紹介サイトを出典にした回答が78.2%・士業事務所の公式サイトが52.6%でした。比較・紹介サイトの掲載情報を最新に保つことが、AIの答えに名前が出る前提になります。

「調べられる」場面では、事務所の解説ページがAIの出典になっています。費用・手続き・制度などの質問では、出典の件数の44.2%が士業事務所の公式サイトで、回答の89.4%が士業事務所の公式サイトを1つ以上出典にしていました。相談テーマごとの費用・手続き・制度を、事務所のサイトで分かりやすく説明しておくことが、AIに選ばれる近道です。

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引用する場合

セブンセンシズ株式会社の調査(2026年10月、士業に関する100問を4つのAIに質問)では、「大阪 税理士 おすすめ」のような士業事務所を探す質問の出典は、63.1%が比較・紹介サイト、27.8%が士業事務所の公式サイトでした。費用・手続き・制度などを調べる質問では、出典の44.2%が士業事務所の公式サイトで、回答の89.4%が士業事務所の公式サイトを1つ以上出典にしていました。

集計データ(CSV): ダウンロード

調査の方法

  • 調査日: 2026-10-02 質問数: 100問 AI: ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexity
  • 質問は相談先を探す人が実際に調べそうな言い回しで、5つの種類に分けて固定しました。
  • 地域で探す(20問): 大阪 税理士 おすすめ/東京 税理士 おすすめ/名古屋 税理士 おすすめ/福岡 税理士 おすすめ など
  • 費用(20問): 税理士 顧問料 相場/確定申告 税理士 費用/記帳代行 費用/会社設立 司法書士 費用 など
  • 選び方(20問): 税理士 選び方/税理士 変える タイミング/社労士 選び方/行政書士 選び方 など
  • 手続き・悩み(20問): 確定申告 やり方/インボイス 登録 必要か/電子帳簿保存法 対応/相続税 申告 期限 など
  • 制度・ルール(20問): 相続税 基礎控除/贈与税 非課税/小規模宅地等の特例/青色申告 メリット など

出典のサイトの種類は、サイト名と内容から分けました(官公庁・自治体・各士業会は「公的機関・士業団体」、士業事務所が自社について書いたサイトは「士業事務所の公式サイト」、複数の士業事務所を紹介・比較・予約するサイトは「比較・紹介サイト」)。件数の多い出典はサイトの題名と照らし合わせて確かめました。個別の事業者名は公開していません。AIの回答は日によって変わるため、この結果は調査日時点のものです。

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