• 調査レポート
  • 2026年10月

不動産の質問に、
AIは何を出典に答えるか

住まいを探す人・売りたい人が実際に調べそうな100問を、ChatGPT・Gemini・Claude・Perplexity の4つに聞き、回答の出典になったサイトの種類を数えました。

集計データ: CSVをダウンロード / 不動産会社向けの対策: 不動産会社のSEO・AI検索対策

要点100問×4つのAI・2026-10-02
39.2%/36.5%不動産会社を探す質問で、出典になった不動産ポータル・比較サイトと不動産会社の公式サイトの割合(ほぼ同じ)
90.7%費用・手続き・物件探しなどを調べる質問で、回答が不動産会社の公式サイトを1つ以上出典にしていた割合

この調査で分かったこと

  • 不動産会社を探す質問(「大阪 不動産会社 おすすめ」など)では、AIの出典の件数の39.2%が不動産ポータル・比較サイト、36.5%が不動産会社の公式サイトでした(回答ごとに見ると、不動産ポータル・比較サイトを出典にした回答が76.2%、不動産会社の公式サイトを出典にした回答が81.2%)。
  • 費用・選び方・手続き・物件探しを調べる質問では、出典の件数の41.6%が不動産会社の公式サイトで、回答の90.7%が不動産会社の公式サイトを1つ以上出典にしていました。
  • 1回答あたりの出典の数はAIによって違い、多いもので10.8件、少ないもので2.5件でした。

AIの回答の出典は、どんなサイトか(全体)

出典として示されたサイトを種類ごとに数えました(1つの回答で同じサイトは1回)。出典の合計は2,345件です。

不動産会社の公式サイト40.4%
不動産ポータル・比較サイト31.0%
ニュース・メディア・まとめ記事10.8%
メーカー・企業8.6%
公的機関・業界団体5.0%
その他1.9%
動画・SNS1.5%
口コミ・地図0.8%

別の数え方(回答ごとに、その種類を1つでも出典にしたか)では、不動産会社の公式サイトを出典にした回答が88.1%、不動産ポータル・比較サイトを出典にした回答が79.6%でした(出典のある285回答)。

質問の種類ごとの違い

質問の種類質問数不動産会社の公式サイト
出典の割合
不動産ポータル・比較サイト
出典の割合
公的機関・業界団体
出典の割合
不動産会社のサイトを出典にした
回答の割合
不動産ポータル・比較サイトを出典にした
回答の割合
地域で探す20問36.5%39.2%2.7%81.2%76.2%
費用20問44.1%30.2%4.9%90.3%74.2%
選び方20問49.9%30.9%1.7%100.0%95.3%
手続き・トラブル20問39.1%23.9%10.9%89.1%76.1%
物件・街の探し方20問32.2%28.8%5.7%85.2%81.5%

不動産会社を探す質問の出典に多かった不動産ポータル・比較サイトは、homes.co.jp、suumo.jp、sumai-step.com、athome.co.jp、iqrafudosan.com、ieagent.jp などです。

AIごとの違い

AI出典つきで答えた質問1回答あたりの出典数不動産会社の公式サイト不動産ポータル・比較サイト
ChatGPT
gpt-4.1-mini+Web検索
31/1002.565.4%10.3%
Gemini
Gemini Flash+Google検索
54/1006.842.2%23.7%
Perplexity
Agent API(fast)
100/1008.229.2%38.4%
Claude
Claude Sonnet+Web検索
100/10010.846.6%29.2%

APIで質問したため、Webを検索するかどうかはAIが質問ごとに決めます。出典を付けずに答えた回答は数えていません。アプリやブラウザで使うAIとは、結果が異なる場合があります。

不動産会社にとっての意味

「探される」場面では、不動産ポータル・比較サイトと不動産会社の公式サイトがほぼ同じくらい使われていました。地域名で不動産会社を探す質問では、出典の件数では不動産ポータル・比較サイト39.2%・不動産会社の公式サイト36.5%、回答ごとでは不動産ポータル・比較サイトを出典にした回答が76.2%・不動産会社の公式サイトが81.2%でした。どちらか一方ではなく、両方の情報を整えておくことが前提になります。

「調べられる」場面では、自社の解説ページがAIの出典になっています。費用・手続き・物件探しなどの質問では、出典の件数の41.6%が不動産会社の公式サイトで、回答の90.7%が不動産会社の公式サイトを1つ以上出典にしていました。売却・購入・賃貸の費用や手続きを、自社のサイトで分かりやすく説明しておくことが、AIに選ばれる近道です。

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引用する場合

セブンセンシズ株式会社の調査(2026年10月、不動産に関する100問を4つのAIに質問)では、「大阪 不動産会社 おすすめ」のような不動産会社を探す質問の出典は、39.2%が不動産ポータル・比較サイト、36.5%が不動産会社の公式サイトでした。費用・手続き・物件探しなどを調べる質問では、出典の41.6%が不動産会社の公式サイトで、回答の90.7%が不動産会社の公式サイトを1つ以上出典にしていました。

集計データ(CSV): ダウンロード

調査の方法

  • 調査日: 2026-10-02 質問数: 100問 AI: ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexity
  • 質問は住まいを探す人・売りたい人が実際に調べそうな言い回しで、5つの種類に分けて固定しました。
  • 地域で探す(20問): 大阪 不動産会社 おすすめ/東京 不動産会社 おすすめ/名古屋 不動産会社 おすすめ/福岡 不動産会社 おすすめ など
  • 費用(20問): 仲介手数料 相場/不動産売却 費用 内訳/家を売る 税金/マンション売却 費用 など
  • 選び方(20問): 不動産会社 選び方/仲介 買取 違い/一括査定 デメリット/専任媒介 一般媒介 違い など
  • 手続き・トラブル(20問): 家を売る 流れ/賃貸 契約 流れ/住宅購入 流れ/重要事項説明 ポイント など
  • 物件・街の探し方(20問): 大阪 住みやすい 街/東京 住みやすい 街/名古屋 住みやすい 街/福岡 住みやすい 街 など

出典のサイトの種類は、サイト名と内容から分けました(官公庁・自治体・業界団体は「公的機関・業界団体」、不動産会社が自社について書いたサイトは「不動産会社の公式サイト」、複数の不動産会社を紹介・比較・予約するサイトは「不動産ポータル・比較サイト」)。件数の多い出典はサイトの題名と照らし合わせて確かめました。個別の事業者名は公開していません。AIの回答は日によって変わるため、この結果は調査日時点のものです。

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